こんにちはM.Kです。
今回はモルディブの教育についてです。
モルディブの教育制度について、ピンポイントで調べる方はあまりいないかと思います。
しかし、海外の教育ってどんな感じなのか気になる方は、少なからずいるのではないでしょうか?
実際にとある学校を訪問した際の出来事を絡めながら記述していきます。
Contents
モルディブの教育について
今回訪れた学校について記述していく前に、モルディブの教育制度について触れていきます。
モルディブの教育制度
モルディブの教育制度は7-3-2制。
6歳から小学校が7年間、中学校が3年間、高校が2年間の内訳となっています。
また、義務教育は小学校、中学校の10年間でなんと無償となっています。
2学期制で1学期は1月~6月、2学期は6月~11月です。
大学は1つ。モルディブ国立大学、私が訪れた学校です。
モルディブの日本語教育
モルディブでの日本語学習は高等教育より外国語の選択科目として学習できるようになっています。
1つは日本語、もう1つはフランス語です。
モルディブ国立大学では観光学部では必須科目で、そのほか一般社会人向け講座として開講されています。
なぜ日本語なのか?
なぜモルディブで日本語を学ぶ場があるのでしょう・・・皆さん分かりますか???
モルディブの第一次産業は観光業です。
その中でも日本人の観光客の割合が多く、リゾートで観光業につくためには必要になってきます。
また、日本のドラマやアニメの影響や現地語の言語体系に似ているため、より勉強に取り組みやすいのです。
(現地の公用語はディべヒ語です。)
その他の背景として、日本はモルディブにとって最大の※二国間援助供与国という一面もあります。
※)日本の政府開発援助(ODA)の取り組みとして、特定の開発途上国・地域および特別な脆弱性を抱える国に対し、経済開発や福祉の向上に寄与するもので、その形態のうち二国間援助供与国は日本がその国に直接支援するします。
その他の学習言語
モルディブでは日本語の他に、フランス語、中国語、英語が学習できます。
特に英語に関しては、首都マレにおいて小学校1年生から科目として学習の時間が設けられており、さらにほかの科目も英語で授業が行われるています。
モルディブ、マレのモルディブ国立大学
では次に、実際に訪問した学校について記述します。
海外の学校に訪問するのは、このモルディブが初めてでした。
訪れたのはモルディブ国立大学文学部外国語学科
(旧:モルディブ高等教育短期大学(FHTS)観光学部(旧:ホテルスクール)マレキャンパス)
首都のマレにあるキャンパスです。
建物自体はそんなに大きくなく、コンクリートで出来た綺麗な建物でした。
学生との交流
今回約15人ほどの学生たちと交流することに。
日本語を学んでいるとはいえ日本語での会話は難しく、ほぼほぼ英語に日本語の単語を交えながらの交流となりました。
まず、学生たちがしてくれたものは『イスラム教』について劇での説明をしてくれました。
モルディブのほとんどがイスラム教を信仰しています。
イスラム教の教えであるコーランについて劇をしてくれました。
次に紹介があったのは、地球温暖化についてです。
小さな島の集まったモルディブにとって、地球温暖化による海面の上昇は国の死活問題です。
今の現状や今後について生の声を聞くことができました。
最後に日本の文化交流です。
習字や折り紙などで交流を深めました。
給食
お昼は学校の給食を頂くことができました。
皆さん、海外の給食って気になりませんか?
こちらです。
正直何が何なのか分かりませんでしたW
おそらく…
- キャッサバ(いも類)
- バナナ(甘くない)
- 謎の白い粉
- タイ米
- 謎の炒め物
- 揚げ物が鶏肉
- 甘くないクレープ生地のもの
- 辛い謎の茶色いソース
これに謎のめちゃくちゃ甘いデザートがありました。
味は・・・
配膳はバイキング形式でした。
学生との会話で
食事も終わり、学生たちと街歩きをすることに。
いろんな会話をしていてアニメ、漫画の話に…
ドラゴンボールはもちろん、ナルトやブリーチ等が人気らしいです。
また、道中でモルディブ最大のモスクも紹介してくれました。
モスクはとても大きく土足厳禁です。
イスラム教は1日に5回、バンギというお祈りが行われます。
お祈りの時間はお店を閉めるところが多いそうです。
他に学生オススメのアイスクリーム屋さんも紹介してくれました。
モルディブを訪れた際に、この看板を目印に探してみてください。
通過は米ドルです。だいたい5ドルくらいだったような・・・間違っていたらごめんなさい。
この街歩きしていく中で仲良くなった私は、次の日、学生9:1でビーチで待ち合わせをし、目一杯遊びました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はモルディブの教育、学生たちとの交流について記述していきました。
海外での教育制度について日本との違いを感じ、日本との関係についても知ることができました。
学生たちとは今も繋がっています。
この記事を見て、皆さんに何か新たな発見があれば幸いです。
M.K